発表会を終えると毎回、生徒たちは大きく成長します。

 

先週から通常レッスンに戻り、

子供たちからは喪失感よりも次を目指す意欲を感じ取れます。

 

 

 

その中の1人、小学校2年生のMちゃん!

 

日頃からしっかりしていて、

レッスンにも真剣に取り組む子ではありましたが、

発表会後の成長に驚かされます!

 

年齢的には少し早いのですが、

中級クラスのレッスンに参加するよう誘ってみました。

 

今日がその初日だったのですが、思った通り!

 

難しいアンシェヌマンに怯む事なく、

自分で覚えてチャレンジする姿を見せてくれました。

 

特に体幹が強いという訳でもないのに、

彼女のルルベは稀に見る高さで

しっかりと5番ポジションをキープする事が出来るので

バランスも抜群です!

 

親御さんがどう考えているのか不明ですが、

長く続けてくれるのなら将来が楽しみ!

 

ぜひ、育てていきたい子です!

 

 

 

 

発表会本番中、助手生徒が後輩をキツく叱り

泣かせてしまうというアクシデントがありました。

 

助手はかなり気にしていましたが、

前日の舞台稽古の際にもその子はふざけていて

舞台袖でスタッフに注意されるという一面を目撃していました。

 

誰が見ても「叱られて当然!」なのですが…

 

ただ、あまりにも激しく泣いていたため

その子は一部出演することが出来なかったのです。

 

『たかが一人、されど大切な役割を持つ一人』

 

せっかく長い時間をかけて練習してきたのに

たったほんの一部であったとしても

舞台に出て行くことが出来なかったのはとても残念です。

 

バレエが嫌いな訳ではなく、単に悪ふざけを楽しむ子です。

 

叱られて泣いた事で、バレエをやめるかな?

と思っていたら、元気にレッスンに来てくれました。

 

レッスン中、やはり友だちに話しかけたりふざけていたので、

タイミングを見て発表会での事に対する注意を与えました。

 

するとすぐにお喋りをやめ、レッスンに集中!

 

レッスン後、助手生徒から

「たまたま道で会った時、『発表会の時はごめんなさい』って言ってくれたんです」

と聞かされました。

 

この子も、次の発表会までに大きな成長を見せてくれる子でしょう!

 

 

 

決して特別ではないけれど、

大きな舞台に立つという事は非日常!

 

学ぶ事も計り知れないほど大きなものです!

 

子供の『好き』をサポートできる親御さんは幸せですし、

親の協力で『好き』を伸ばしてもらえる子供も幸せです!

 

また、子供たちの『好き』を指導できる私も幸せです!

 

 

そして…

 

まだ高校生の助手生徒とゆっくり話す機会を持ったのですが、

彼女が後輩たち一人ひとりの事を真剣に考えている事に驚きました。

 

心の優しい子なので、後輩に起きた事を自分のことのように捉え

共に喜び・共に涙するのは知っていましたが、

一人ひとりの性格や得意不得意などを探っている事には感心しました。

 

 

幼い頃には手のかかる生徒だった助手(笑)

 

 

彼女の成長ぶりは、本当に感慨深いものです!

 

 

 

子供たちの成長に負けないよう、

まだまだ私も精進していきたいです!

 

 

『子育て』は子供を育てるのみならず、

子供を育てる事で『親を育てる』ものです!

 

親御さんたちも我が子と共に成長していってくださいね〜